現場日誌3


鉄骨建方
鉄骨屋さんと、鳶さん、レッカー屋さんと監督さんで建て方が行われる。鉄骨は工作図の検査、原寸検査の後、工場で加工される。 加工された鉄骨は超音波探傷検査などで溶接部の溶け込みを検査し、溶接ビードの形状や寸法、表面欠陥の有無などを確認する。 搬入経路を調査、確認し当日を迎える。適切な安全計画及び措置がされているか確認する。 搬入による部材の変形、損傷がないか確認。使用高力ボルトの確認。建ていれ(柱が垂直に建っているか)検査をし、ワイヤーロープで筋違いをとり、ターンバックルやレバーブロックで修正する。



内壁間仕切り
デッキコンクリートにケミカルアンカーをセットし土台(大引)90X90(45X90)をぱっきんをかいながら固定する。 頭つなぎ材(45X90)を通し、柱、間柱を建てる。それから胴縁を打つ。 現在ではエアーコンプレッサーを使った鉄砲で釘を打つ事が多く、現場にいると飛んできそうでかなりこわい。



土間断熱材
砕石を敷き、その上に目潰しの砂を敷き詰める。その後に湿気が上がらないように防湿フィルムを敷き、断熱材を敷く。 これは発砲ポリスチレンという断熱材で厚さ50oの物を使った。薄いとコンクリートを打つ時に人が乗るので、バリバリに割れてしまう。



コンクリート金ゴテ仕上げ
コンクリートを打設し金ゴテで仕上げていく。レベルを確認しながら見事なものです。