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家相についてeal estate

迷信だけではない先人の知恵

家相とは、中国の戦国時代「漢」に盛んになった、陰陽五行論を基にしたものと伺います。時代背景や、大陸的風土が色濃く反映され、外敵から、守る、そのような閉鎖的な側面も見受けられます。しかし、ほとんどが環境や自然風土からの経験則に基づく、知恵である部分と、迷信的な部分ではないでしょうか。それを信じるか信じないかは、人夫々であります。

私自身は、方位方角に特性はあっても、善し悪しは無いとの考えであります。ですから、夫々の特性を配慮する計画は必要でありますが、これをこの方角に置くとどうなると言うものではないと考えます。

しかし、ここまで、家相や風水が家族の将来に影響するかのように言われる背景には、家そのものが、家族の構成や、家族の生活に直接参加するものであり、それだけ、重要である裏づけでもあります。

家族にとって、良い家とは?
迷信や拝み祈祷に任せるのも、否定する事はできません。
しかし、それ以上に、ご家族の皆さんと一緒に話し合いながら、自分達で自分達家族の吉相を造る、それぐらいの心意気で進める事ができれば、きっと素晴らしい住まいに、なるのではないでしょうか。

私の脳裏には、いつでも自分が育った家の柱の傷や、天井の模様が思い浮かびます。目を瞑ると、かなり正確に間取りや配置が思い浮かびます。
家は、家族に参加する事で、家族の一部にもなります。そして、人格形成の上では、もしかして、その人の一部になるのかもしれませんね。